「忍びの国」アナザーストーリー集めた単行本、和田竜監修で坂ノ睦ら6名参加
和田竜原作による「忍びの国」のコミカライズ5巻が小学館より発売。同書はアンソロジー版として刊行された。
「のぼうの城」「村上海賊の娘」で知られる和田の2作目として発表された「忍びの国」。戦国時代を舞台に、伊賀の忍と織田軍との戦いを描いた歴史ものだ。坂ノ睦作画によるコミカライズは、ゲッサン(小学館)にて2009年の創刊号から連載され、単行本は全4巻にて展開されている。
アンソロジー版では、原作小説やコミカライズでは描かれなかったアナザーストーリーを坂ノ睦、福井あしび、佐伯幸之助、麻貴早人、彦、佐乃夕斗の6名が執筆。和田監修により、無門とお国のもしものエピソードや、下山兄弟の絆、織田信雄のその後などが綴られた。
なお大野智が主演を務める実写映画「忍びの国」は、7月1日ロードショー。